利益を残すには管理が鍵
注目指標
月曜日
- 注目度の高い指標ナシ
火曜日
- 10月最終日
- 日:政策金利&声明発表
- 日:日銀総裁記者会見
- EU:CPI
水曜日
- 米:ADP全国雇用報告
- 米:ISM製造業景況指数
- 米:FOMC
- 米:パウエル氏発言
木曜日
- 英:政策金利&声明発表
金曜日
- 米:雇用統計
- 米:ISM非製造業景況指数
ポイント
先週は中東問題で戦闘はありましたが本格的な地上戦には発展せず先々週と大きな動きがありませんでした。しかしそれでもリスクオフ相場は継続しており、GOLDは上昇・ドル円も一時は150円台を突破しました。一方、国連では『人道休戦』決議が採択されました。ただこれは国連での採択でこれに従うかは当事者の自由と言うレベルのお話です。聖戦と位置付けるのであれば外部の声に耳を傾けない可能性もあります。
今週も引き続き中東問題が継続する流れとなります。また指標ベースでもヘビーな一週間です。雇用統計やFOMCにパウエル氏発言、ISMなどなどヘビー級の指標や発言が続きます。
そして現在最も注目されているのが日銀の方針と総裁発言です。かなりのリーク記事が出ており、YCCの変更や撤廃などなどこれらが実際に行われると円高(ドル売り)の流れが出ます。最近はずっと円安傾向ですので日銀の起爆剤として出してくる可能性は高いでしょう。為替介入をするよりかは中長期的に効果もあるかと思います。ただ日米の金利差が広い以上はドル買いが再燃すると予想しています。
この数週間、EAご利用者様にとってはまともに稼働ができないつまらない日々が続きますが今は辛抱の時期です。利益に走ってもったいない損失を出してしまわないようにくれぐれも警戒をお願い致します。私は現在は有事相場と捉えておりそれに合わせた対応をしなければいけないと考えています。
また何か情報があればテレグラムで共有致します(公式LINEで地政学リスクやFXの踏み込んだお話を配信するとBANされる為)
皆様も自ら情報収集を行っていただきリスクマネジメントをお願い致します。
有事相場の場合は、リスクオンかオフで買うか売るかの2択になります。
通常トレーダーたちが意識している、チャートやインジケーターは全く意味がなくなってしまいます。こうなると基本的にインジケーターベースで動いているEAのロジックは全く通用しない状況になります。EAが【良好】と判断したエントリーポイントも有事相場では【全く良好ではない】可能性も高くなります。つまりポジションを持つこと自体がかなりハイリスクという事です。ポジションを持った後は各EAの『ナンピンロジック』で勝負する形になりそのナンピンロジックに合わない値動きとなった場合は残念ながら破綻は免れません。そこはご理解の上、現環境での稼働をお願い致します。
尚、稼働をおこなう際は、極端にロット数を落とす・稼働時間を制限する等、リスクを落とした稼働をお勧めします。地政学リスクが一服して、相場が平常に戻るまでは【EA稼働はお休みする】という事も1つの選択肢です。『休むも相場』で出来るだけ安全に利益が狙える時に再開する事も良い選択です。
●月曜日は窓開けが発生し荒れる可能性もあります。月曜日はオープン後、激しい値動きが起こっていないか目視確認の上、稼働スタートすることをお勧めします。
月曜日オープンのEA稼働はどうする?
ハルク | 通常稼働 |
ハルク改 | 通常稼働 |
ソー | 通常稼働 |
ソーLimit | 通常稼働 |
CAPTAIN | 通常稼働 |
GOLD系EA | 通常稼働 |
停止したい曜日は?
予定停止日 | 火曜日・水曜日・木曜日・金曜日 |
●火曜日は、10月最終日・日銀政策決定会合&発言が予定されている為、午前中から警戒&稼働停止を予定しています。
●水曜日は、FOMC・ISM・パウエル氏発言が予定されている為、夕方ごろまでには稼働停止を予定しています。
●木曜日は、英政策金利&声明発表が予定されています。ポンド関連のEAは、夕方ごろまでには稼働停止を予定しています。
●金曜日は、雇用統計・ISMが予定されている為、夕方ごろまでには稼働停止を予定しています。
EA別の停止について
予定停止日は、基本的には夕方から20時ぐらいまでにはEA停止~ポジション整理などを検討しています。
ハルク | 基本的に停止せず ※1参照 |
ハルク改 | ポジションのない通貨ペアは停止 |
ソー | 停止 |
ソーLimit | 自動で停止します(放置OK) |
CAPTAIN | 停止 |
GOLD系EA | 停止(出来ればノーポジに) |
※1:ハルクEAマニュアル【運用の立ち回り例】もご参考になさってください。
停止後の稼働再開時期は?
EAの稼働停止後、どのタイミングで稼働再開をしたらよいか?2パターンあると思います。
- 指標発表などのイベントが終わり荒れた値動きがおさまったら再開
- 翌日の東京時間開始あたりまでは止めておく(翌日8時~9時頃まで)
指標で大きな動きが発生した後、ほとぼりが冷めるまでは稼働再開しない方が無難でしょう。①②どちらが良いかはお考えに合わせてご選択ください☆
ご注意点
本記事は、情報共有であり稼働を指示・強制するものではございません。稼働最終判断はご自身でお決めください。またEA稼働のオンオフ、ポジション決済などの判断や指示は法的にできません。情報はご参考までによろしくお願い致します。
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